ぼくし

塩沢・牧之通り

ちょっと誘われる路地です。
奥には骨董屋さんもありました。

  。

ほくえつせっぷ

さて、いよいよ塩沢宿の中心街“牧之通り”です。

牧之とは江戸時代に雪国の暮らしを紹介した書「北越雪譜」
の著者・鈴木牧之のことで、ここ塩沢の出身です。

牧之通りの本屋さんで「北越雪譜」を買いました。
ゆっくり読みたいと思います。

甘酒と試食のコシヒカリをいただきました。

コシヒカリ農家のお米屋さん兼お休み処。

店名の他にそれぞれのお店にちなんだ看板が。ここは洋服屋さんなのでミシンです。

“鶴齢”の看板

“鶴齢”の青木酒造。300年の歴史があります。

信用組合の建物です。
中のカウンターまわりも昔風に作ってありました。

いたるところにこの札がかかっていました。

路地の入口は有名なお菓子屋さん「喜太郎」。

ちょうど職人さんが作っていたのは“淡雪クッキー”。
とろけるような食感です。

地元・塩沢産コシヒカリの米粉を使った“半熟カステラ”
が一番人気。

三角屋根の雪除け通路。

本堂にはやはり雪囲い。

山門の左右には仁王像が・・・。

住吉神社は雪の中、雪囲いで覆われています。

雁木からは「雪玉」という飾り物がぶら下がっていました。

歩道は雪国らしく雁木(がんぎ)造りになっています。
これなら雪の季節でも大丈夫。

郵便局も昔風の造り。

塩沢の中心街に入る前にまずは腹ごしらえ。国道沿いで見つけたお蕎麦屋さん(田畑屋さん)です。
「へぎそば」でお馴染みの布海苔(海藻)を練りこんだお蕎麦に野菜の天ぷらがセットになっています。
薬味のほか、漬物と切り干し大根までついてボリューム満点でした。

街並みのすぐ後ろには雪山が広がります。
好天が続き、通りにはほとんど雪がありませんでした。

立派な看板がかかってます。

三国街道は現在の国道17号線の旧道にあたります。
私の学生時代は関越道も前橋まで(東松山までのときも知ってます)で、あとはひたすら17号を走ったものでした・・・。

越後湯沢から北へ少し行ったところに塩沢という町があります。
魚沼産コシヒカリで有名な地域で、昔は三国街道の宿場町でした。
近年街並みが整備され、雪国の歴史と文化を表した“牧之通り”が誕生しました。

通り沿いの一軒々々にこのような説明の札が掲げられています。

雪に包まれ静まり返っていました。

神社の隣はお寺・長恩寺。
朱色が鮮やかな山門がそびえます。